【銀座茶会】「007宵の七曜星」と銀座ウエストの「ヴィクトリア」。

煎茶堂東京

2018.07.27

ティーコンシェルジュが淹れてくれるお茶と、そのお茶に合うお茶菓子を食べながら、会話とお茶を淹れる時間そのものを楽しむ1時間。ランチ後に、日本各地のおいしいお茶とお茶菓子のペアリングを楽しみながらお茶の話をしよう。そんなたのしい習慣を身につけて、ちょっと素敵な日常をおくって欲しいという思いで始まった、「銀座茶会」。今回も、煎茶堂東京・銀座店で月に2回開催されている「銀座茶会」の様子をご紹介致します。
(次回開催は2018年8月14日火曜日。予約は店頭または03-6264-6864まで)

「007宵の七曜星」と銀座ウエストの「ヴィクトリア」

2018年7月24日(火)に開催された回では、「007宵の七曜星」と名店・銀座ウエストの「ヴィクトリア」をペアリングにして銀座茶会を行いました。

「ヴィクトリア」/名前の由来はヴィクトリア女王の王冠を模して作られた、との一説がある。

今回のティーコンシェルジュは煎茶堂東京銀座店店長・李さん。今回、007宵の七曜星と銀座ウエスト・ヴィクトリアを選んだ理由を聞いてみました。

煎茶堂東京 ティーコンシェルジュ・李

「今回は“銀座茶会”という名前なので、銀座らしいお茶菓子を選ぶところから始めてみました。それで思いついたのが銀座ウエストの“ヴィクトリア”。ヴィクトリアに合うお茶をとりあえず頭の中で考えて、色々なお茶で合わせてみてたどり着いたのが“007宵の七曜星”。宵の七曜星って、萎凋(茶葉を摘み取った後にしおらせること)されててちょっと紅茶っぽいから合うだろうなとは思ってたんです。ヴィクトリアはスポンジ生地とクッキー生地の上にイチゴジャムが乗ってて、バターもふんだんに使われてますよね。口の中でお茶と、イチゴジャム、バターを合わせた時の“後味”が最高で。宵の七曜星のもつ渋みとヴィクトリアのまろやかさがお互いを引き立てた、その後。口の中に残るのは、宵の七曜星のお洒落な花っぽい香りと渋みだったんです。」

お茶と向き合う1時間

当日の銀座茶会では、まずはじめに水出しとお湯で抽出した温度の異なるお茶を、同じ品種で飲み比べて頂きました。温度による味の変化は、きっと皆さまの想像を超えるものだと思います。お湯で出すと少し草のような香りがして、全体的に渋みの強い「014 熊球磨在来(熊本県)」は、水出しで淹れるとスッキリとした風味で味わうことができます。煎茶堂東京・銀座店では水出しの中で最も人気のある茶葉です。

また、透明急須を実際に使用してご自分でお茶を淹れて頂きました。

「割れない」・「熱くない」・「省スペース」という特徴のある透明急須。煎を重ねた時の味の変化の面白さを実験するのと共に、シングルオリジン煎茶の魅力、また“究極にシンプルにお茶を淹れる”という、現代のライフスタイルへのフィット感を体験して頂けたと思います。

今回は、普段茶道をされているというお客様や、抹茶を立てているというお客様も参加してくださったのですが、透明急須を使いながらこんなお話をしてくださいました。

「デザイン・ファッション的にお茶を見せることで、お茶に興味をもつ人の幅が広がりますよね。しかも、今までの煎茶の見え方って、美味しいか・美味しくないかの二択だったけど“淹れ方”に目線を落として生まれたのが東京茶寮のドリッパーだったり、透明急須だから、革新的なことだと思います。透明急須はフタをしないから、その間にお湯の温度が下がらないか不安だったけど、“お茶を淹れる瞬間から香りを楽しむ”という説明を聞いて、昔、茶室でお茶を淹れる時もお茶の香りを部屋中に放って皆にお茶を淹れることを伝えていたという話を思い出しました。」

お茶と長い間向き合ってこられたお客様にこのように感じ取って頂けたということは、お店のスタッフであるティーコンシェルジュにとっても、デザイナーにとっても名誉なことです。感想を聞いて、また1つ大きな自信を得ることができたと感じました。

また、逆に煎茶堂東京のお茶を先週初めて飲んだ、というお客様には、こんなコメントを頂きました。

「お茶は、いつも奥さんが淹れてくれたりお正月に祖母の家で飲むくらいだったけれど、こんなに美味しいお茶があるんだと感動しました。先週初めて012あさつゆを飲んだけど、今日、007宵の七曜星を飲んで少しづつ品種の違いというものがわかってきて………言葉で味を説明するのはまだ難しいけど、とにかく美味しいです。急須自体、普段まず触らないのですが、透明急須は熱くないんですね。」

この「銀座茶会」、ひいては煎茶堂東京を、煎茶が生活を潤すひとつのきっかけにして頂ければ幸いです。ぜひ、今度は奥様にもお茶を淹れて、おふたりでゆっくりお茶を楽しんでもらえたら嬉しいですね。

透明急須でお茶を淹れた後は、お茶に合わせて「007 宵の七曜星」と銀座ウエスト「ヴィクトリア」のペアリングを体験して頂きました。実際に試食したお客様の感想をご紹介致します。
 

  • 渋味のある紅茶に、アプリコットやイチゴジャムを入れて飲む“ロシアンティー”の発想に似ている。この発想が日本茶にも合うのは面白い!
  • 煎茶は抹茶と違って、3煎まで飲めるから色んなペアリングフードを考えられるのが良い。
  • 3煎までゆっくり飲めて、お茶と向き合う時間が長いのが煎茶の魅力のひとつ。
  • ストロベリージャムがキラキラと宝石のように輝く、銀座ウエストの“ヴィクトリア”。スタンダードな紅茶も絶対的ですが、煎茶のイメージを一新させるような“宵の七曜星”で楽しいお茶の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

    007 宵の七曜星

    萎凋工程による華やかでセクシーな香りを漂わせるロマン派。
    一般的な煎茶のイメージを覆す一煎。

    甘味:★★★ 苦味:★★ 旨味:★

    ほのかに紅茶のような香りのする華やかさが魅力。微発酵によって旨味成分が香り成‍‍‍分に変化しているため、すっきりとした味わいで香り高いフレーバーになっている。『やぶきた』品種ではあるが、煎茶というイメージを一新するようなお洒落な印象があり、このようなネーミングに。空の薄明かりの中に星を見るようなロマンチックな雰囲気で飲むことをおすすめしたい。
    100gパック(¥1,944税込)購入はこちらから
    50g缶入り(¥1,900税込)購入はこちらから

    合組
    「やぶきた」シングルオリジン
    産地
    静岡県「俵峰」
    農園
    山崎 栄
    標高
    487m
    蒸し
    浅蒸し
    火入れ
    99℃ 10min
    オンラインストア
    https://shop.senchado.jp/collections/teaforyourself/products/tp007

    次回の開催は2018年8月14日(火)13:00〜14:00。
    ご予約は、お電話または煎茶堂東京店頭まで(電話番号:03-6264-6864)

    今回選んだお茶菓子

    銀座ウエスト「ヴィクトリア」

    購入店
    銀座ウエスト 銀座本店
    https://www.ginza-west.co.jp/
    アクセス
    〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-6
    電話番号
    03-3571-1554
    営業時間
    AM9:00~PM10:00(売店はPM11:00まで)
    ※土曜・日曜・祝日:AM11:00~PM8:00


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