「透明急須」がRed Dot Awardを受賞しました。

LUCY ALTER DESIGN

2018.04.09

この度、株式会社LUCY ALTER DESIGNが開発した「透明急須」がドイツ、エッセンのDesign Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンター)が主催する国際的なプロダクトデザイン賞Red Dot Awardを受賞しました。

青柳と谷本の二人でLUCY ALTER DESIGNを設立した時に、Red Dot Awardを受賞できるような世界に評価されるプロダクトを産み出していこう、産み出したプロダクトを事業と連動させ日本や世界に貢献してく道筋をつくっていこうと、意志と覚悟を持ってやってきました。それだけに、今回の受賞は本当に嬉しく感慨深い気持ちです。

創業時に思い描いていた一つ一つが形になってきたこのタイミングで、LUCY ALTER DESIGNについてお話できればと思います。

私たちは、ゼロからオリジナルプロダクトをデザインするファブレスメーカーであり、お茶やコーヒーの店舗を運営する飲食店・物販店事業者であり、クライアントの課題に対してデザイン自体を価値として提供するデザイン会社でもあります。

三つの異なる業態を同時並行で行っているのは、「生産と消費」における構造変化に対して私たちが出した答えでした。

「生産」は大量生産を前提にしていたモノづくりの構造から、クラウドファンディングでのファイナンスの選択肢増加、3Dプリンターをはじめとする安価でのプロトタイプ検証方法、クラウドソーシングでのリソースを外部委託できる選択肢、SNSでのマーケティングの多様化などから、「生産」に対する参入障壁が低くなりました。

「消費」においても変容が伺えます。現代において身の回りのモノは十分に普及し、モノからコト、所有から共用(シェア)など、モノに対する価値観の変化にともなって、大量消費はもちろんのこと、消費の在り方自体が変わり始めています。

このような生産と消費に端を発するサプライチェーンの構造変化に対して、デザインをキーにしたユニークな事業体を構築できるのではないかと仮説を立てました。

①自社デザインプロダクトを創ること、②自社デザインの場所を持ち体験価値をあげる販売をしていくこと、③(①+②の実績)のデザイン・スキーム・オペレーションノウハウを横展開していくことを一つの業態として成立させる試みです。

それを私たちは「Experience Maker」と呼び、自社のポジショニングとして置きました。一言でいえば「make experience(体験をつくる)」会社です。

代表的な自社プロダクト(上記①)

「green dripper(グリーンドリッパー) ※1」

「透明急須 ※2」

そのプロダクトを活かし体験価値を上げる為の自社運営店舗(上記②)


「東京茶寮 ※3」

「煎茶堂東京 ※4」

デザインプロデュース店舗(上記③)


「MARUZEN Tea Rostery ※5」

「蝶矢 ※6」

これら、今まで発表させていただきました一つ一つが繋がり始め、ようやくExperience Makerとしてのアウトラインが見え始めました。

イタリア・ミラノデザインウィーク2018への出展

そして今回、幸いにもイタリアミラノデザインウィーク2018の出展も同時期に重なりました。2018年4月17日(火)~ 4月22日(日)に、ミラノサローネの中でも多くの来場者が訪れるエリアの一つとして知られるトルトーナ地区に位置するSUPERSTUDIOにて、透明急須とシングルオリジン煎茶を中心に、日本茶ブランド「green brewing」の世界観を表した展示を行います。


期間:2018年4月17日(火)~ 4月22日(日)10:00~21:00 ※4月22日のみ10:00~18:00
プレスプレビュー:2018年4月16日(月)15:00~20:00
会場:トルトーナ地区「SUPERSTUDIO」 JAPAN DESIGN WEEK in Milano 2018
住所:Via Tortona, 27, 20144 Milano MI, Italy
地下鉄:Green line M2 P.ta Genova or S.Agostino
バス:Lines 47 – 50 – 59 – 68 – 74 – 90/91


昨年に続き2度目の出展となりますが、今年の出展では世界に誇る日本文化を、先に記述しましたプロダクト・取組に、生産者の想い・お客様への新たな体験価値提案を加え、世界に発表していきたいと思います。

LUCY ALTER DESIGN 青栁智士・谷本幹人

※1「green dripper(グリーンドリッパー)」
「カフェで飲むスペシャルティコーヒーのように普段のライフスタイルに香り高い日本茶を取り入れる」ことをコンセプトに開発された日本茶専用のドリッパー。「コーヒーをドリップする抽出理論と道具」を活用し、個性豊かなシングルオリジン茶葉を、最高の味と香りで楽しむための新たな日本茶のスタイルを生み出しました。バリスタが習得した技術と使い慣れた道具による抽出で、美しい所作も楽しみのひとつです。
https://greenbrewing.jp/store
OMOTENASHI SELECTION 2017 / 金賞

※2「透明急須」
日本で急須が使われ始めた宝暦6年(1756年)以来、約260年ぶりとなるリデザインを目的に制作された、新たな日本茶の抽出器具「透明急須」。「究極にシンプルにお茶を淹れられる」ことをコンセプトに、現代のライフスタイルに合わせてデザインされた1‍‍‍人前サイズの急須です。ガラスのような透き通った本体は、特別な技術による極厚の樹脂で成形されています。落としても割れる心配はありません。
https://greenbrewing.jp/store
Red Dot Award 2018受賞

※3「東京茶寮」
日本各地から仕入れた単一農園・単一品種の「シングルオリジン煎茶」を、バリスタがハンドドリッ
プで提供する新しいスタイルの体験型日本茶専門店。
http://www.tokyosaryo.jp/
JCD Design Aeard BEST100受賞
DSA DSA日本空間デザイン賞 入選

※4「煎茶堂東京」
日本全国の高品質な煎茶のみを取り揃えたシングルオリジン煎茶専門店「煎茶堂東京」
http://www.senchado.jp/

※5「MARUZEN Tea Rostery」
焙煎温度が選べるティージェラートカフェ
http://www.maruzentearoastery.com/

※6「蝶矢」
一粒から楽しめる梅体験専門店
https://www.choyaume.jp/

PROFILE

東京茶寮・煎茶堂東京から日本茶の最新トピックをお届けする「TOKYO TEA JOURNAL」Web版です。紙版を無料購読すると、シングルオリジン煎茶が年4回届くおまけ付き!

See More

RECRUIT

日本茶を次の世代に伝えていく仕事。東京茶寮・煎茶堂東京のティーコンシェルジュ・スタッフ募集

See More